大手コンビニLの角煮おにぎりの大ヒットで団地工場始まって以来の昼夜通しで工場を稼働し
二か月で197トンの豚角煮を作り上げた。
しかし役員たちはその結果を素直には喜べずにいた・・・・なぜ???
それはコンビニ業界の商流の慣例と工場を単一顧客(単一商品)で埋められるという不安であった。
1,コンビニ業界は商品の寿命が極めて短い(発売日に終売日が決められる場合もある)
2,欠品売価保障の原則・・・商品を欠品した場合その商品単品だけではなく商品全体の上代価格の保証義務がある
3,欠品を恐れて作り置きしても終売後の在庫処分の保証はない。
更に独特のスペックの場合他社への転売の禁止など
上記に理由で当時人件費など比較的安価だった海外などでの製造はどのメーカーも・・・・
いやある大手メーカーが海外で生産するも出船直後終売が決まり40フィートコンテナ一本(約20トン)
を無駄にした例があったようだ。
一句 ビートルズ世代がどんどん減っていきイエスタディで送る夕暮れ 志ん笑