2022年まだ松の取れない一月早々に事件は起こった。
新潟県北部の採卵農場から数羽の鶏から鳥インフルエンザ陽性が検出された。
その農場の羽数130万羽 ・・・・県内の全飼育羽数の約三分の一、弊社の年間処理羽数の15%で
その農場は全国でも大手の採卵養鶏場であった。
法律の基づいて13鶏舎全量殺処分。県職員や自治体職員、自衛隊も総動員で処理に当たった。
処理方法は生きたまま袋に詰めてガスで窒息させそのまま生き埋めという極めて残酷なものだ。
もともとこの法律はまだ鶏やたまごの生産が今のように産業化される前の農家の庭先に
放し飼いになっているころの法律が生きているのだ。
早急の法改正と我々人類のために命をささげた鶏たちの尊厳に合掌。
一句 乳牛を殺し生乳捨てる国ふと輸入チーズの買うをためらう 志ん笑