昭和30年代全国に食品スーパーが出始めました。
新発田管内にも街中に数軒のスーパーがオープンしました。今まで生鮮品や日用品はそれぞれの
専門店で買うのが一般的でしたがその流通形態が一変。それと同時に鶏肉もブロイラーが売り場を占めていきます。
親鶏はうまみはあるものの加熱後の硬さが当時の消費者には受け入れられなくなりました。
そこで親鶏は当時出始めたレトルトや缶詰などの加工原料に活路を求めました。
レトルトや缶詰は高圧で加熱するため親鶏の最大の欠点の肉質の硬さをカバーできたのです。
一句 寒すずめ腹ふっくらと庭に来る撒きし古米のささやかな礼 志ん笑