昭和26年11月新発田の上町大善寺小路で(現中央町3)に一軒間口の肉屋が開店しました。
最初は亭主が雌雄鑑別師でかなり稼いでいたのも関わらず傍ら片手間に始めた商売だったようです。
当時の肉は貴重品で当時の日本の食卓は魚が一般的な時代でした。
しかしすでに新発田では老舗の肉屋が数軒あり肉屋としては後発だったようです。
当時の資料を見てみると同じころ開店した肉屋が数軒、全部で20件ほどの肉屋が存在していたようです。
そして開店の翌年27年1月に次男が誕生します。
一句 鳥かへる今朝の北股雲おかず 志ん笑出