九州に旅をするとふらり入った居酒屋が妙に燻りくさいことに気づく。
間もなく炭で燻った真っ黒な鶏肉が出てくる。炭の直火で転がしながら焼く料理である。
出てくる鶏肉が炭の粉でまぶしたようで他県からきた訪問者にはいささか違和感がある。
これが売れてかどうか九州の空港や駅の売店に行くとお土産用の炭火焼が販売されている。
10年ほど前まで「地鶏炭火焼」として売られていたが一時全国で畜肉の表示違反が問題になった。
その後九州に訪問したおり、炭火の表示がマジックで塗りつぶされていた。
事の真偽は定かではないのだが・・・・・・・。沈黙
一首 枯れ山の枯れ木枯れ枝細やかに木の芽吹く日の風のやさしさ 志ん笑