卵の流通の仕組みに触れておきます。採卵鶏は雌10羽に雄1羽の割で平場で飼われます。
しかし確率から言っても雄雌同じ割合で生まれてくるのですから雄のほかの9羽はひよこの内に処分されます。
できの悪い10分の9の雄は処分されるのですからさしずめ私がひよこなら産まれてすぐに処分されてますね。
その雌から産まれた有精卵を21日間、孵卵器にかけるのです。ちなみに日本の最大手の孵卵場は新発田に
あります。それはわが社の社名のマルコ岩村のゆえんともなった弊社の本家、㈱岩村養鶏なのです。
日本の採卵鶏の約25%を生産しています。有精卵は主にひよこを孵化させて卵を産むための雌のひよこを
生産することとインフルエンザワクチンの培養株を作ることにも使われています。
ひよこが生まれて190日目頃に卵を産み始めます(無精卵)
それが食用卵としてひろく流通するのです。
一句 戦争をしたがる人は行かぬ人 志ん笑出